この記事でわかること(ブランド選び早見表)
ゲレンデに行くには、板だけでなくウェアも欠かせない道具のひとつ。でも「スキーウェアってどのブランドが良いの?」「スノーボードウェアはどこで買えばいい?」と迷っている方は多いでしょう。
まずは目的別のブランド選びの目安を表にまとめました。詳しくは本文で解説します。
| 目的・スタイル | おすすめブランド | 価格帯の目安(上下セット) |
|---|---|---|
| 高機能・上質な仕上がりを求めるなら | Phenix・Descente・Goldwin | 5〜15万円 |
| コスパよく機能性も欲しいなら | Columbia・Helly Hansen・THE NORTH FACE | 3〜8万円 |
| スノーボードのストリートスタイルなら | Burton・Volcom・Quiksilver/Roxy | 3〜8万円 |
| スキー専門のトレンドスタイルなら | Rossignol・Salomon・Atomic | 4〜10万円 |
| とにかく安く揃えたいなら | ワークマン・モンベル・楽天OEM | 0.5〜2万円 |
| 上達後に本格デビューしたいなら | 各ブランドの中上位ライン | 6〜12万円 |
スキー・スノーボードウェアのブランドは国内外に多数あり、価格も機能も千差万別です。この記事では初心者から中上級者まで、目的や予算に合わせた正しいブランド選びの方法を、各ブランドの特徴とともに詳しく解説します。
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ウェアブランド選びの3つの基準
どのブランドを選ぶかの前に、まず「何を基準にするか」を明確にしておきましょう。スキー・スノーボードウェアを選ぶうえで特に重要な基準は以下の3つです。
① 機能性(耐水圧・透湿性)
ゲレンデでは雪・風・汗と、様々な水分に対処しなければなりません。ウェアの機能性を左右する主な指標が「耐水圧」と「透湿性」です。
- 耐水圧:数値が高いほど雨や雪の染み込みを防ぐ。一般的には10,000mm以上を目安に
- 透湿性:数値が高いほど汗を外に逃がしやすい。10,000g/m²/24h以上あると快適
初心者のうちは転倒することも多いため、耐水圧15,000mm以上のモデルを選ぶと安心です。
② 価格帯と長期コスト
ウェアは長く使えるアイテムです。3〜5年使うことを前提にすれば、少し高くても品質の高いブランドのほうがトータルコストは安くなることもあります。スキー・スノーボードの初期費用全体については別記事で詳しくまとめています。
③ デザイン・スタイル
ゲレンデでのファッションも楽しみの一つ。自分のスタイルに合ったブランドを選ぶと、滑るモチベーションも上がります。スキー系ブランドとスノーボード系ブランドでは、デザインの雰囲気が大きく異なります。
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国内スキーウェアブランドの特徴
Phenix(フェニックス)
1952年創業の老舗国産スキーウェアブランド。日本のスキー文化とともに成長した歴史を持ち、国際スキー競技会(FIS)のルールに準拠した高機能モデルも多数展開しています。独自の「PHENIX DERMIZAX」素材を採用したモデルは、防水・透湿性ともに最高クラスの性能を誇ります。
こんな人に向いている:品質・機能性を重視したい方、国産ブランドにこだわりたい方、長期間使えるウェアを求める方
参考価格(上下セット):5〜12万円
Descente(デサント)
大阪生まれのスポーツブランドで、スキーウェアの技術力は国内トップクラス。日本の雪質・気候に最適化したウェアを作り続けており、ファッション性も高く都市型スタイルにもなじむデザインが人気です。
こんな人に向いている:機能性とおしゃれを両立させたい方、オールマウンテンに対応できるウェアを探している方
参考価格(上下セット):6〜15万円
Goldwin(ゴールドウィン)
富山県発のスポーツウェアブランド。「GORE-TEX」プロダクトラインが充実し、山岳・バックカントリーシーンにも対応できる本格的な作りが特徴。日本代表チームへのウェア提供実績もある最高峰ブランドです。
こんな人に向いている:ハードなコンディションでも動けるウェアを求める方
参考価格(上下セット):8〜20万円
Onyone(オンヨネ)
1953年創業の国産スポーツブランド。本格的なスキーウェアを手頃な価格で提供しており、初心者から中上級者まで幅広く支持されています。デザインはシンプル・クールで、ゲレンデでも山でも使いやすいモデルが揃っています。
こんな人に向いている:コスパを重視したい方、国産ブランドで揃えたい方
参考価格(上下セット):3〜7万円
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海外・インポートブランドの特徴
Burton(バートン)
1977年創業、世界最大のスノーボード専門ブランド。スノーボードウェアの代名詞的な存在で、「DRYRIDE」技術を採用した独自素材とスノーボード特有の動きに対応したストレッチ性が特徴。ストリートスタイルからハーフパイプ、バックカントリーまでラインナップが幅広く、スノーボーダーに圧倒的な支持があります。
こんな人に向いている:スノーボードを本格的に楽しみたい方、スタイルにこだわりたいスノーボーダー
参考価格(上下セット):4〜10万円
Salomon(サロモン)
フランス発の総合スキーブランド。板・ブーツ・ビンディング・ウェアを一体でそろえられる数少ないブランドのひとつです。ウェアはスキーの動きを科学的に分析してデザインされており、膝・肩・背中のモーション対応が優秀。スキーヤーとして本格的に上達したい方に最適なブランドです。
こんな人に向いている:スキー専門でトータルブランドで統一したい方、機能性・デザインを両立させたいスキーヤー
参考価格(上下セット):4〜9万円
Volcom(ボルコム)
カリフォルニア発のアクションスポーツブランド。スケートボード・サーフィン文化をルーツに持ち、スノーボードウェアにもそのDNAが息づいています。大胆なグラフィックやルーズシルエットが特徴的で、パーク・グラトリシーンで人気があります。
こんな人に向いている:スノーボードのストリートスタイルを楽しみたい方、個性的なデザインが好きな方
参考価格(上下セット):3〜7万円
Rossignol(ロシニョール)
フランス・アルプス発の老舗スキーブランド。115年以上の歴史を持ち、スキー競技の世界でも確固たる地位を築いています。ウェアはシンプルで洗練されたデザインが特徴。初心者から競技者まで幅広いラインナップが揃っています。
参考価格(上下セット):4〜10万円
Columbia(コロンビア)
アメリカ発のアウトドアブランド。「オムニテック」防水透湿技術と「オムニヒート」断熱技術を採用したウェアはコスパに優れており、入門ブランドとして非常に人気があります。スキー・スノーボード専用モデルのほかに、タウンユースにも使えるデザインが豊富です。
こんな人に向いている:初めてのウェアを選ぶ方、コスパ重視の方、タウンユースと兼用したい方
参考価格(上下セット):2〜5万円
THE NORTH FACE
1966年創業のアウトドアブランド。スキー・スノーボード専用ラインはゲレンデからバックカントリーまで対応。「ゴアテックス」採用モデルも多く、本格的な性能と都会的なデザインを両立しています。
参考価格(上下セット):5〜12万円
Quiksilver / Roxy
オーストラリア発のサーフ・スノーブランド。カラフルでポップなデザインが特徴で、特にROXYはスノーボードをする女性に圧倒的な支持を受けています。
参考価格(上下セット):3〜7万円
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ブランド別機能・価格帯比較表
主要ブランドを機能性・デザイン性・価格帯・ターゲット層で比較します。
| ブランド | 国/系統 | 耐水圧目安 | 価格帯(上下セット) | デザイン系統 | 向いているシーン |
|---|---|---|---|---|---|
| Phenix | 国産スキー | 20,000mm〜 | 5〜12万円 | クラシック〜モダン | スキー全般・競技 |
| Descente | 国産スキー | 15,000mm〜 | 6〜15万円 | モダン・上品 | スキー全般・タウン |
| Goldwin | 国産スキー | 20,000mm〜 | 8〜20万円 | 機能系 | 山岳・バックカントリー |
| Onyone | 国産スキー | 10,000mm〜 | 3〜7万円 | シンプル | スキー全般・初心者〜 |
| Burton | 海外スノボ | 15,000mm〜 | 4〜10万円 | ストリート〜スポーツ | スノーボード全般 |
| Salomon | 海外スキー | 15,000mm〜 | 4〜9万円 | スポーティ | スキー全般 |
| Volcom | 海外スノボ | 10,000mm〜 | 3〜7万円 | ストリート・グラフィック | パーク・グラトリ |
| Rossignol | 海外スキー | 10,000mm〜 | 4〜10万円 | スポーティ | スキー全般・競技 |
| Columbia | 海外アウトドア | 10,000mm〜 | 2〜5万円 | カジュアル | 初心者・タウン兼用 |
| THE NORTH FACE | 海外アウトドア | 15,000mm〜 | 5〜12万円 | クールアウトドア | ゲレンデ〜バックカントリー |
| Quiksilver/Roxy | 海外スノボ | 10,000mm〜 | 3〜7万円 | ポップ・カラフル | スノーボード・女性 |
コスパ重視の選択肢
予算を抑えたい方向けに、コストパフォーマンスの高い選択肢も紹介します。
ワークマン・ワークマンプラス
近年スキー・スノーボードウェアとしても注目されているワークマン。耐水圧10,000mm・透湿性が確保されたウェアを1〜2万円程度で購入できます。ただし専用設計ではないため動きやすさや保温性は上位ブランドに劣る部分もあります。初めてのシーズンのみ使うつもりであれば十分な選択肢です。
モンベル
国産アウトドアブランドとして信頼性が高く、機能性と価格のバランスが良好。スキーシーンにもなじむデザインで、山岳志向の方にもおすすめです。
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よくある質問
スキーウェアとスノーボードウェアは兼用できますか?
基本的には兼用できます。ただし、スキーウェアはスノーボードのダイナミックな動きに対してやや窮屈に感じることがあり、スノーボードウェアはスキーのシャープな動作に対してサイズ感が合わないことがあります。兼用目的であればコロンビア・THE NORTH FACEなどのアウトドアブランドが使いやすいでしょう。
初心者はどのブランドから始めるのがよいですか?
初心者には、Columbia・Onyone・Burton(スノーボードの場合)などコスパに優れたブランドがおすすめです。最初から高価なブランドを選ぶ必要はなく、耐水圧10,000mm以上・透湿性8,000g/m²/24h以上の機能があれば十分快適に楽しめます。
ウェアはセットで同じブランドで揃えないといけませんか?
セットで揃えるとコーディネートが決まりやすいですが、必ずしも同ブランドで揃える必要はありません。ただし上下のサイズ感やウエスト部分のフィット感はブランドによって異なるため、できれば試着して確認するのがおすすめです。
国産ブランドと海外ブランドの違いはなんですか?
国産ブランド(Phenix・Descente・Goldwingなど)は日本の雪質・体型・気候に最適化された作りが特徴。海外ブランドはヨーロッパアルプスやアメリカの雪山を想定した設計が多いですが、ゲレンデで使う分には大きな差はありません。デザイン面では、海外ブランドのほうが個性的なモデルが多い傾向があります。
ウェアの洗い方・メンテナンスはどうすればいいですか?
スキー・スノーボードウェアは防水コーティングが劣化しやすいため、適切なメンテナンスが重要です。洗濯は専用の洗剤(おしゃれ着洗い・ダウン専用などは避ける)を使い、乾燥機よりも自然乾燥がベスト。シーズン終わりには防水スプレーを塗布し、通気性のある袋に入れて保管しましょう。ウェアの洗い方と保管方法の詳細はこちら
ウェアは何年使えますか?
適切にメンテナンスすれば5〜10年使えるものも多いです。ただし防水性が落ちてきたと感じたら、防水スプレーや洗い直しで機能を回復させましょう。高価格帯のブランドほど耐久性が高く、長期間使えることが多いです。
オフシーズン(秋)にウェアを買うメリットは?
ウェアはシーズン前(9〜10月)に購入すると選択肢が豊富で、好みのカラーやサイズが揃っています。シーズン中は売り切れが増えてきます。また、前シーズンのモデルがセールになるオフシーズン(3〜5月)も狙い目です。オフシーズン購入のメリット詳細はこちら
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まとめ
スキー・スノーボードウェアのブランド選びは、自分のスタイル・予算・求める機能によって変わります。ポイントをまとめると次の通りです。
- 機能性を重視するなら:Phenix・Descente・Goldwin(国産)、THE NORTH FACE・Salomon(海外)
- スノーボードのスタイルを楽しむなら:Burton・Volcom・Quiksilver/Roxy
- コスパを優先するなら:Columbia・Onyone・ワークマン
- まずは試着して確認:実店舗でフィット感・動きやすさを試してから購入するのが安心
- 内側のレイヤリングも大切:ウェアの外側だけでなく、インナー・ミドルレイヤーも合わせて検討する